Free「巖手とりから」新発売 衣に南部せんべい 二戸の3社が共同開発

「巖手とりから」を共同で開発した(左から)槻木光夫社長、小松豊社長、阿部繁之社長=17日、二戸市
「巖手とりから」を共同で開発した(左から)槻木光夫社長、小松豊社長、阿部繁之社長=17日、二戸市

二戸市で鶏肉加工やせんべい製造などを手掛ける3社が、砕いた南部せんべいを衣に使った唐揚げ「巖手(いわて)とりから~ゴマせん衣~」を共同開発した。岩手県が全国3位の生産量を誇る鶏肉と、地域で親しまれる“ソウルフード”の南部せんべいを組み合わせた新商品で、県の食文化の魅力を発信する。主に業務用商品として展開し、県内の飲食店やスーパーなどで販売する。
 開発したのは阿部繁孝商店(阿部繁之社長)と小松製菓(小松豊社長)、山長ミート(槻木光夫社長)の3社。阿部繁孝商店の鶏肉「あべどり」を3ミリに刻んだごま煎餅で包んでおり、ジューシーな鶏肉と香ばしいゴマの風味が特徴。かつお節や昆布だしを使って味付けした。
 同県は全国有数の鶏肉生産量を誇るが、1人当たりの鶏肉消費量は全国平均を下回る。業務用の商品を展開することで広く浸透を図るほか、学校給食としての提供も目指している。
 17日は、同市石切所の小松製菓の「せんべい広場」で市内の飲食店関係者らに新商品が披露された。小松社長は取材に「広く県内で浸透させ、全国にも発信していきたい」とPRした。
 商品は同市や盛岡市などの飲食店やスーパーなどで提供される。同社が運営する自助工房四季の里では、1パック5個入り480円(税込み)で販売する。