Free八戸工大二高付属中でJAXAオンライン授業/地球環境などに関心高める

オンライン授業を通し、理想の惑星から身近な生活まで考えを深める生徒
オンライン授業を通し、理想の惑星から身近な生活まで考えを深める生徒

八戸工大二高付属中(明石進校長)で8日、「理想の惑星を考えよう」をテーマに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によるオンライン授業が行われ、生徒たちが宇宙への理解を深めながら、地球環境や生活環境に関心を高めた。
 授業は、同校が展開するSDGs(持続可能な開発目標)に関する探究活動の一環。5月に予定していた、筑波宇宙センター(茨城県)などでの東京研修が、新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、代替研修として実施した。
 講師はJAXA宇宙教育センター(相模原市)の野村健太さんが務めた。導入部では同校の航空写真を使い、宇宙の定義やJAXAの仕事内容を紹介した。
 授業の中心は、「海はあるが生物のいない惑星へ行くときに、人間と同行する12種の動植物を選び、理想の惑星をつくる」という課題。生徒は最初、好きな生物を選んでいたが、生態系バランスやコスト、娯楽という視点の助言を受け、各班で試行錯誤を重ねた。
 まとめでは、理想の惑星を踏まえ、今後の生活で大切にしたいことを記入。野村さんは「世の中は答えのない問題ばかりだが、人間は最適解を導ける。未来は君たちがつくる」と生徒にエールを送った。
 3年の木村稜季(いつき)さん(14)は「収穫までのコストや世界の現状として、水を大事にしなければと感じた。これからは水の流しっ放しはやめる」と話し、環境問題に関心を高めていた。