Free馬淵川流域で冠水や浸水/危険地区に避難指示

馬淵川の水位が上昇し、河川敷では乗用車が水没していた=午後3時10分ごろ、南部町苫米地
馬淵川の水位が上昇し、河川敷では乗用車が水没していた=午後3時10分ごろ、南部町苫米地

大雨の影響で馬淵川水系の水位が上昇し、流域の一戸町、二戸市、三戸町、南部町、八戸市では12日、氾濫の恐れがあるとして避難指示や勧告が出された。午後5時半現在で人的な被害は無いものの、デーリー東北新聞社の取材では各地で農地や道路の冠水などが確認されている。一戸では家屋2軒が床下浸水した。
 八戸市では午前10時40分ごろに櫛引橋上流水位観測所で氾濫危険水位を超えた。午後2時には櫛引、八幡、上野3地区に避難指示が出された。
 三戸町では午前6時10分に熊原川流域の橋ノ下、落合、関根川原3地区に避難指示が発令された。三戸、南部では農地や道路の冠水、サケふ化場の浸水が確認されている。
 一戸、二戸、南部には避難勧告が出された。二戸は夕方に解除された。
 交通関係では水位上昇の影響で、青い森鉄道が目時―八戸などを運休した。
馬淵川の水位が上昇し、河川敷では乗用車が水没していた=午後3時10分ごろ、南部町苫米地

 
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