Freeブッククーポン、3密避け7月中旬配布/八戸市教委、紹介リスト刷新

本が購入できるブッククーポン
本が購入できるブッククーポン

八戸市教委が市内の小学生に、本が購入できるブッククーポン券を配布する「マイブック推進事業」が、本年度で7年目を迎える。今回は新型コロナウイルスの感染リスクを防ぐため、配布を例年の6月から、夏休み直前の7月中旬に繰り下げた。推薦本を紹介するブックリストに新たな趣向を凝らすなど、より充実した利活用を目指している。
 マイブック推進事業は2014年度から毎年実施。児童1人につき、500円分のクーポンを4枚配っている。使用率は毎年度9割を超えており、関心の高さがうかがえる。
 配布時期の変更について、市教委教育指導課は「例年、配布した最初の週末に利用する児童が多く、書店内で3密になる状況を避けたかった」と説明。「夏休み期間中、それぞれのタイミングで書店を訪れてほしい」と呼び掛ける。
 ブックリストはこれまで全学年に向けて選書していたが、今回は低学年に対象を限定。取り上げる数を絞り、グラフィックや紹介文を充実させた。読む前と後に塗り絵ができるイラストも配置。児童が楽しく何度もリストに目を通すよう工夫した。
 さらに、クーポン券を1枚だけ残すケースが多いことから、500円以内で購入できる本を紹介するコーナーを新設。また、ポスターには感想を書き込める枠を設け、各クラスで掲示して活用できるようにした。
 同課は「クーポン券の未使用を極力減らしつつ、購入した本を教育現場で生かしてほしい」と期待を寄せる。