Free【新型コロナ】体験型イベント「オンライン青森夏祭り」7月31日から開催

イベントの内容を説明する共同代表の後藤清安さん(左)と佐藤大介さん=29日、青森県庁
イベントの内容を説明する共同代表の後藤清安さん(左)と佐藤大介さん=29日、青森県庁

新型コロナウイルスの影響により中止となった青森県内各地の祭りをオンライン上で楽しんでもらおうと、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用した体験型イベント「#(ハッシュタグ)オンライン青森夏祭り」が、7月31日から8月2日に開催される。県内の大小さまざまな祭りがオンライン上で集まり、青森の夏の一部を体験することができるイベントを目指す。
 29日、県庁で実行委員会が概要を説明し、出展団体の参加を呼び掛けた。
 実行委は、県主催の人材育成事業「あおもり立志挑戦塾」の卒業生や、県内で人材育成などに取り組む「NPO法人loveaomori project」のメンバーを中心に構成。実行委の佐藤大介共同代表は「夏祭り関係者を精神的にも資金的にも元気付け、県内外から将来青森を訪れるきっかけをつくりたい」と話した。
 現段階では各地域をオンラインでつないだ祭り囃ばや子し演奏会や、ねぶた師によるミニねぶた作りのワークショップを想定。具体的な内容は出展者と協議して決定する。
 オンライン上には出展団体が使用する個別ブースを設けて、各団体がワークショップや楽器演奏といった活動を披露できる。各団体は有料配信や視聴者が手軽に寄付できる“投げ銭”によって収益を得ることも可能という。 出展費用は無料。団体の構成メンバーのうち、最低1人がズームの基本操作ができることが条件。
 ズームによる出展者オンライン説明会は7月2日午後1~2時、同5~6時、5日午前10~11時の3回。説明会の申し込みはイベントの公式ホームページ(HP)で受け付けている。
 HPアドレスはhttps://onlineaomori.com
イベントの内容を説明する共同代表の後藤清安さん(左)と佐藤大介さん=29日、青森県庁

 
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