Free気分は和菓子職人 幼稚園児が練り切り作り体験/八戸

4色のあんこを使って思い思いの形を作る園児
4色のあんこを使って思い思いの形を作る園児

八戸市の千葉幼稚園(岡本潤子園長)で26日、和菓子文化に親しんでもらおうと練り切り体験教室は開かれた。年長の園児60人が、赤や黄色などに着色されたあんこを使って思い思いの練り切りを作り、職人気分を味わった。
 体験教室は、同市南類家1丁目のかねご製餡(中居林達也代表)が、子どもが和菓子に触れる機会をつくりたいと企画。同市小中野8丁目の菓子処(どころ)丸美屋(若山忠義社長)の協力を得て実現した。
 この日は、丸美屋の菓子職人長谷川紫穂さんから練り切りについての説明を受けた後、赤や黄など4色のあんこを使って、練り切り作りを体験した。
 園児たちは初めて触るあんこの感触に「軟らかい」「もちもちする」と興味津々。色を混ぜたり模様を入れたりしながら、花やカタツムリなどさまざまな形を作り上げた。
 最後に、長谷川さんが作ったサクランボの練り切りを実食。園児たちは本物のサクランボにそっくりの練り切りに感激した様子で、「ぴかぴかしてきれい」「甘くておいしい」と笑顔で頰張っていた。
 長谷川さんは取材に「和菓子を自分で作るのはなかなかできない体験。楽しさを感じてもらえたら」と話した。
4色のあんこを使って思い思いの形を作る園児

 
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