Freeねぶた師3人 星野リゾート青森屋(三沢)内で共同制作

岡本真吾総支配人(左)とプロジェクトに参加するねぶた師ら=11日、三沢市の「星野リゾート 青森屋」
岡本真吾総支配人(左)とプロジェクトに参加するねぶた師ら=11日、三沢市の「星野リゾート 青森屋」

新型コロナウイルスの影響による「青森ねぶた祭」の中止を受け、三沢市の「星野リゾート 青森屋」は11日、ねぶた師にねぶた制作の場を提供する「ねぶた師連携プロジェクト」を開始した。ねぶた師3人が、新型コロナの収束を願い、館内で青森の夏を彩るねぶたを共同制作する。
 ねぶたを作るのは内山龍星さん、立田龍宝さん、北村春一さんの3人。同日、青森屋で会議を開き、ねぶたの題材などを決めた。
 内山さんは「毘沙門天」、立田さんが「不動明王」、北村さんが「鍾馗(しょうき)」をそれぞれ手掛け、3体を一つの台座に飾るという。ねぶたは全体で高さ2メートル、幅3メートル、奥行き1・5メートルとなる予定だ。
 6月中に下絵を完成させ、7~9月の金曜~日曜に館内の「みちのく祭りや」で、ねぶた師が1人ずつ週替わりで本体の制作に当たる。宿泊者は作業風景の見学を楽しめるという。
 会議ではこのほか、宿泊者のねぶた制作体験や完成後に敷地内で運行する案も出された。実施については今後、検討する方針。
 内山さんは「制作のチャンスをいただきありがたい。流派を越えて協力し、楽しみながら作りたい」と意気込んだ。青森屋の岡本真吾総支配人は「制作する機会を提供して、ねぶた師を助けることができれば。青森県内の方に楽しんでもらいたい」と話した。