Freeチェーンソーアート楽しんで/菅岡さん(十和田)

菅岡仁さん(右)のチェーンソーを使った巧みな技術に見入る園児
菅岡仁さん(右)のチェーンソーを使った巧みな技術に見入る園児

十和田市中心部を流れる人工河川・稲生川沿いのふれあい公園に、フクロウやティラノサウルス、今話題の妖怪アマビエなど、大小さまざまな木像が並び、通行人の目を楽しませている。木像は青い森カービングクラブの菅岡仁さん(50)=同市=が中心となって制作。6日は、菅岡さんがチェーンソーを使って12体目となるカッパを作り上げ、見学していた子どもたちを楽しませた。
 木像展示は、同市の稲生川土地改良区(丸井裕理事長)によるアート企画。土地改良区が所有する同公園内で、倒木する恐れがあるとして伐採した杉の枝を有効活用するため、同クラブに協力を依頼。今年3月に制作を始めた。
 作品は川沿いの公園内約2キロにわたって並んでおり、近くを散歩する地元住民らの好評を博している。うわさを聞きつけた市外の人も一目見ようと訪れるという。
 「散歩する人が和んでもらえるように」と思いを込め、ほとんどの作品を手掛けた菅岡さん。同日は午前7時から約7時間かけ、高さ1・5メートル、幅50センチの、釣りをする愛嬌(あいきょう)のあるカッパを彫り上げた。
 近くを散歩していた同市の小さな森こども園の年長園児16人も制作の様子も見学。チェーンソーの迫力と、巧みに操る菅岡さんの技に見入り、完成すると、木像に近寄り、興味津々の様子で観察していた。
 同園の久保穂垂(ほたる)ちゃん(6)は「(チェーンソーの彫刻は)かっこ良かった。みんなとカッパを近くで見られて良かった」と笑顔を見せた。