Free「オレンジワイン」ブームの兆し/八戸産、専門誌で高評価

ブームの兆しを見せるオレンジワインの魅力を語る澤内昭宏代表=2日、八戸市
ブームの兆しを見せるオレンジワインの魅力を語る澤内昭宏代表=2日、八戸市

赤、白、ロゼが定番のワインで近年、「オレンジワイン」が第4のジャンルとして注目されている。八戸市の沢内醸造(澤内昭宏代表)も同市南郷産ブドウを使ったオレンジワインを製造しており、専門誌で高い評価を得た。澤内代表は「複雑で丸みのある味わいが魅力。幅広い料理に合うので人気が高まっている」と語り、ブームの到来を期待している。
 オレンジワインは、白ワインの原料を使用して、赤ワインと同じ製法で醸造する。白ワインの製造工程で取り除く皮や種を果汁と一緒に発酵させるため、色素が溶け出してオレンジ色になる。名前で誤解されやすいが、オレンジ果汁は使用していない。
 同社の「インカント・アランチャ」は、山形県と同市南郷産のデラウエアを使用し、2018年から製造している。この春発売のワイン専門誌「Winart(ワイナート)」4月号では、オレンジワインの第一人者が世界中から選ぶ“オススメの5本”に取り上げられ、「フレーバーは果実味豊かでバランスも見事」と高評価を得た。
 澤内代表は「絞るタイミングや温度管理が難しいので、評価されてうれしい。新型コロナウイルスで経営が苦しい中、唯一の明るいニュースで、生産量が増えれば八戸産100%で作りたい」と意気込んでいた。