Free光当て食品のカロリー測定/カロリアジャパン(十和田)

三村申吾知事(手前)に受賞を報告するカ花松憲光会長(左)ら=28日、青森県庁
三村申吾知事(手前)に受賞を報告するカ花松憲光会長(左)ら=28日、青森県庁

光を当てるだけで食品のカロリーが測定できる方法とその装置「カロリーアンサー」を開発した、十和田市の電気機械器具製造業カロリアジャパンの花松憲光会長ら5人が、2020年度科学技術分野の文部科学大臣表彰で科学技術賞(技術部門)を受賞した。青森県内の同部門の受賞は2例目。28日、花松会長らが県庁に三村申吾知事を訪ね、受賞の喜びを報告した。
 受賞したのは花松会長のほか、県産業技術センター八戸工業研究所の小野浩之所長、電気機械器具製造業のピーシーブランド(平川市)の沢隆裕代表と、ジョイ・ワールド・パシフィック(同)の小田桐英夫シニアアドバイザー、自営業三浦克之氏(弘前市)。
 1998年に開発を始め、2005年に特許を取得し製品化。現在はスーパーや菓子店のほか、国内外の大学が導入している。栄養士らによるカロリー測定の時間短縮や分析などに役立っているという。
 開発から製品化を経て、評価を得るまでに20年近くの月日がかかった。花松会長は「ビジネス面だけでなく、技術が評価されたのがうれしい」と述べた。今後は中小企業による活用に期待する。
 これに対し、三村知事は「長年の努力が花開いた。青森発の技術が人のために役立っているのがうれしい」と功績をたたえた。