Free軽症者用の宿泊療養施設、報道機関に公開/青森県

無症状者や軽症者が入居する「ホテル2135」別館のシングルルーム=6日、青森市
無症状者や軽症者が入居する「ホテル2135」別館のシングルルーム=6日、青森市

青森県は6日、新型コロナウイルス感染者のうち、無症状者や軽症者の宿泊療養施設として借り上げた青森市橋本2丁目の「ホテル2135」別館の内部を報道機関に公開した。現在入居者はおらず、県は「既に受け入れ体制は整っているが、県内感染者が急増しない限りすぐに利用するわけではない」としている。
 ホテルの客室は2階から4階までの全30室。感染者は原則2週間療養し、経過観察を行う。滞在中に発熱などの症状がなければ退所できる。滞在費用は無料。
 ホテル内は、感染防止のためゾーニング(隔離処理)がされていて、感染者が立ち入るレットゾーン(汚染区域)やスタッフだけが行き来するグリーンゾーン(清潔区域)などに分けられている。日中は看護師1人が常駐。医師はいつでも対応できるようにホテルの外で待機している。
 風呂やトイレは全て部屋の中にあり、基本的に室内だけで過ごす。外での買い物などは禁止で、差し入れは県職員を通じて可能。
 各部屋には血中酸素濃度を測る機器と体温計が置かれていて、感染者は1日3回測定し、看護師へ電話で報告する。
 県保健衛生課の磯嶋隆課長は「患者の増加に備え、県内の他エリアでも同様の施設確保を検討していく」としている。