Free地域に根差し発展を 青森明の星短大「下北キャンパス」開設で記念セレモニー

テープカットでキャンパス開設を祝う(左から)内田大輔理事、島村新理事長、宮下宗一郎市長、其田桂むつ商工会議所会頭=22日、むつ市
テープカットでキャンパス開設を祝う(左から)内田大輔理事、島村新理事長、宮下宗一郎市長、其田桂むつ商工会議所会頭=22日、むつ市

青森明の星短期大(青森市)の「下北キャンパス」が来月7日、むつ市下北町に開学する。介護福祉、キャリアビジネス、保育の3分野の専門教育が受けられる下北地域初の高等教育機関となる。22日は同キャンパスで開設記念セレモニーが開かれ、関係者約25人が地域に根差した短大として発展することを祈念した。
 同キャンパスは2年制。入学生は男性5人、女性13人の計18人でむつ市と近隣町村が中心。コース別では保育10人、キャリアビジネス7人、介護福祉1人の順となっている。
 JR下北駅近くに立地し、建物と土地は学校法人星美学園(むつ市)が用意した。木造平屋建て、延べ床面積約330平方メートルで、ホールと六つの教室がある。
 「ライブオン授業」と呼ばれる遠隔授業システムが特長の一つで、青森市の本学と各教室がオンラインで結ばれ、本学の講座をテレビ画面を通してリアルタイムに受講できる。このほか、本学での共同実習なども予定している。
 学校法人明の星学園の島村新理事長は「学生はもとより、キャンパスを下北地域活性化の拠点にしていきたい」と抱負。星美学園の内田大輔理事は「経済事情で高等教育を受けることを諦めていた人の希望の光になることを信じている」と力を込めた。
 同キャンパスの運営に当たっては、むつ市も遠隔授業システムの導入などを支援。宮下宗一郎市長は「卒業した学生に仕事がある街にしなければならない。地元の経済界に協力を呼び掛け、応援してもらう仕組みもつくりたい」と述べ、引き続き協力していく考えを示した。