Free若き力、地域のために 大学生10名が洋野町で活動、報告会開催

インターンシップの活動内容や成果を発表する大学生
インターンシップの活動内容や成果を発表する大学生

復興庁による実践型インターンシップ「復興・創生インターン」で今冬の約1カ月間、洋野町内の企業、団体で活動した全国の大学生10人が13日、同町のグリーンヒルおおので活動報告を行った。学生は、就業体験や新商品開発、地域の課題解決などに取り組んだ成果を発表し、自身の学びや成長につなげた。
 東日本大震災の復興事業の一環。岩手、宮城、福島3県の企業を受け入れ先に毎年実施し、今冬の「北三陸ブロック」のプログラムには、洋野町のミナミ食品、フェアリーチェ、NPO法人エンパワメント輝き、一般社団法人大野ふるさと公社が協力。関東地方や愛知県などの大学生が参加した。
 学生はこの日、大豆加工品開発や、従業員が働きやすい仕組みづくりを提案した成果などを披露した。
 このうちエンパワメント輝きで活動した3人は、買い物や通院などの移動手段に課題を抱える町民の実態を聞き取りなどで調査。町や同団体に対し、町営バスの段差解消や待合室の環境整備、定額タクシーの導入、移動販売業者への支援といった改善策を提案した。
 立命館大2年の竹中琢視さん(20)は「地域の人の生の声を聞いたことが実りになった。関係団体が連携することで、町民が生活しやすい環境が整ってほしい」と期待した。