Free手話言語条例制定、議場で関係者とセレモニー開催/むつ市議会

「アイラブユー」の手話で条例制定を祝う、むつろうあ協会関係者ら
「アイラブユー」の手話で条例制定を祝う、むつろうあ協会関係者ら

むつ市議会議場で13日、手話への理解と普及を図る「市手話言語条例案」の可決を受けたセレモニーが開かれ、むつろうあ協会関係者らが市職員や市議に感謝を伝え、条例制定を一緒に祝った。条例は4月1日に施行される。
 同日は市議会傍聴席で、同協会関係者ら17人が定例会本会議の議事進行を見守った。議案が可決されると、一斉に「拍手」の手話で喜びを表現していた。
 議会閉会後に行われたセレモニーでは、同協会の山本明喜夫会長(72)が「聴覚障害者にとって手話は大切な生活手段。条例制定で安心して生活でき、手話への理解も広まり、協会としても励みになる」と謝意を示した。
 条例は八戸市や十和田市などでも制定されている。むつ市は青森県内10市では6番目の制定。
 市は今後、市民の手話への理解促進に向け、手話に関するパンフレットを新たに作製し、銀行や病院などで配布する方針。
 手話普及に向けては、市が主催した2019年度の手話奉仕員養成講座修了者を対象に、今後も講座受講などを呼び掛け、手話通訳者の資格取得を働き掛ける。このほか、市内の小中学校や事業所に同協会関係者を派遣し、手話講座を実施することも考えているという。