Free【新型肺炎】青森県内全小・中、5日から休校
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が全国の小中学校などに臨時休校するよう要請したのを受けて、三沢市など4市町の各校では4日、3学期最後の授業が行われた。これにより、県内の全小中学校が休校となった。
このうち、三沢市立第五中(柴山繁校長)では、各学年ごとに休校中の過ごし方などを説明する集会を実施。高校受験を控えた3年生の集会では、進路指導の担当教諭が県立高校入試で面接が中止になったことなど受験での注意事項を説明し、学年主任の笹康教諭(47)が「体調管理と自主学習をしっかり行い、受験に向けて頑張ってほしい」と呼び掛けた。
「分からないことを先生や友達にすぐに相談できないのが不安だが、規則正しく過ごして入試を頑張りたい」と3年の其田鼓雪さん(15)。古田敦久さん(15)は「みんなと会えないのは寂しいが、入試まで勉強に集中して点数を伸ばしたい」と意気込んだ。
同校は、休校中に教員が定期的に生徒の自宅に電話をかけて健康状態を確認するほか、生徒からの相談には電話で対応するという。13日の卒業式と26日の修了式は、式の内容を簡略化して行う予定だ。
5日から小中学校が休みに入るのは、三沢市やおいらせ町、七戸町、東北町の4市町。