Freeきょうから愛鳥週間 夏羽のエリマキシギ/十和田

水辺で寄り添いながら過ごす、エリマキシギ(右)とセイタカシギ=9日、十和田市
10日から16日までは愛鳥週間。野鳥保護の普及啓発を目的として、毎年この時期に設けられている。9日、十和田市では本格的な田植えを前に水が張られ、野鳥が水辺で過ごす様子が観察された。
日本ではほとんど見られない夏羽に換羽したエリマキシギが首回りの羽を手入れしたり、セイタカシギが水中の餌をついばんだりするなど、牧歌的な風景が広がっていた。
八戸野鳥の会会長の坂本久美子さん(68)は「5月は野鳥にとって繁殖の季節だが、環境が守られていることが大切。さえずりを聞くなどして興味が湧いたら探鳥会に参加してみてほしい」と話した。
同会は毎月第2日曜の午前7時から八戸市の長者山で探鳥会を開催。申し込みは不要で参加無料となっている。