Freeプライフーズスタジアムに照明設備設置へ 八戸市、J3基準適合に向け

八戸市が照明設備を設置する方針のプライフーズスタジアム=3日
八戸市が照明設備を設置する方針のプライフーズスタジアム=3日

八戸市は3日、主にサッカーJ3に所属するヴァンラーレ八戸のホームゲームで使われる同市市川町の市多賀多目的運動場天然芝球技場に、夜間の試合が可能な照明設備を設置する方針を固めた。J3スタジアムの施設基準を定めた検査要項の改正に伴って2022年6月までの設置が求められていることから、市は期限に間に合わせて基準に適合した球技場とする方針。
 同球技場は2014年、ヴァンラーレのJリーグ参入に備え、J3の基準を満たす施設として市が整備に着手。16年10月の供用開始以降、ネーミングライツ(施設命名権)により「ダイハツスタジアム」の愛称で使われてきたが、今年1月から「プライフーズスタジアム」に名称変更された。
 施設基準を巡っては、16年のスタジアム完成直前に検査要項が改正となり、一定照度を備えた照明設備を設置することが必要となった。期限までに基準を満たせなければ、ヴァンラーレに対するJリーグのクラブライセンスが不交付となることから、市は国や青森県に財政支援を要望するなどして、設置に向けた検討を続けていた。
 照明設備の工事は数年程度かかる見通し。市は期限までに完成させたい意向で、現時点で整備事業に着手しないと間に合わないと判断したもようだ。総工費は数億円に上るとみられるため、財源として国の交付金活用も視野に入れている。
 市は、地域に根ざしたトップレベルのスポーツチームを重要な地域資源と位置付けており、ヴァンラーレに関しても今後も拠点整備を進めるなどして側面支援しながら、地域スポーツの振興と経済活性化につなげる考えだ。