八戸市は６日、ＹＳアリーナ八戸で初めてキッズパークイベントを開催した。大型のエアー遊具４台に加え、ニュースポーツ体験などを用意。大型連休の最終日に、子どもたちの楽しげな声がアリーナ中に響き渡った。

　イベント開催実績を重ねながら新規事業の誘致につなげるため、市が試行的に開催した。市民にアリーナを身近に感じてもらうことも狙いの一つという。

　広々としたアリーナ中地に置かれた大型の遊具は、午前中から順番待ちとなるほどにぎわっていた。

　反転したピンに書かれた数字の合計を競うビーンボウリング、ボールを高得点の穴めがけてスティックで打つスカットボールといったニュースポーツコーナー、シーズン中に活躍する整氷機への乗車体験も人気を集めた。

　家族で訪れた市立新井田小４年の羽柴康輝さん（９）はビーンボウリングで１３点と高得点を獲得。「いろんなコーナーがあってわくわくするし、楽しい」と笑顔を見せた。