青森県「農林水産力」強化本部は７日、朝の冷え込みにより９日にかけて平野部でも霜が降りる恐れがあるとして、臨時農業生産情報を出し、対策を呼びかけた。

　▽水稲＝ハウス育苗は保温資材で被覆するか暖房器具で加温する。トンネル育苗は保温資材で二重被覆するか育苗箱の肩の高さまで水をためる。

　▽野菜・花卉（かき）＝暖房器具で加温するか、保温資材で被覆する。日中は晴天時に被覆資材下の温度が急上昇することもあるため、適切に換気を行う。

　▽リンゴなど果樹＝防霜ファンの始動温度を２度に設定し、燃焼法は気温が０度になったら燃焼資材に点火する。ブドウの無加温ハウスでは暖房器具で加温する。結実量確保のため、人工授粉を丁寧に行う。