Free朝のニュースダイジェスト(5月7日)
【四半世紀で八戸市の20代人口が半減】
人口減少が進む八戸市の20代人口は2000年からの四半世紀近くで5割超減少したことが、デーリー東北新聞社の集計で分かった。若年層の流出に歯止めがかからない状況は、人口の自然減を加速。子どもを産む中心世代の20~39歳女性も00年以降で45%余りが減少し、年間の出生数は千人を割り込む目前だ。市全体の人口は1960年代後半の水準に逆戻りしている。
【青森県沖の商業捕鯨、今季1頭目水揚げ】
青森県沖で行われている今季の商業捕鯨で、鮎川捕鯨(宮城県石巻市)の捕鯨船1隻が6日、大畑港(むつ市)にミンククジラ1頭を水揚げした。青森県沖でのクジラ漁は1日から本格的に始まっており、今回が初の漁獲となった。
【工大二高がユネスコハイスクールに認定】
八戸工大二高は、平和や文化、人権教育などに取り組む「ユネスコスクール」に認定された。世界182カ国で約1万2千校以上が加盟。国内では1088校(2024年4月現在)が認定を受けている。
同校では地球環境や貧困、人権問題などの社会課題解決に向けた取り組みを実施。生徒主導による子ども食堂の運営やマイクロプラスチックの研究、学校行事でのフェアトレード品の販売などを継続してきた。
【やり投げ古川(八戸出身)が2位/日本デフ陸上】
日本デフ陸上女子やり投げの古川瑛梨奈(八戸市出身、豊田自動織機)は自己ベストとなる38メートル65をマークして準優勝を果たした。デフリンピック出場に大きく近づき、「気持ちよく投げることができた」と笑顔で喜んだ。男子200メートルの佐々木琢磨(五戸町出身、仙台大職)は3位だった。
【六戸学園にゴルフクラブ創設】
4月に開校した小中一貫教育の六戸町立義務教育学校六戸学園に、中学生世代を対象としたゴルフクラブが創設された。民間のゴルフ場が無料で練習場を提供し支援する構えで、官民連携し町独自の教育に力を入れる。県内高校ゴルフの強豪として知られた青森県立六戸高(2022年度に閉校)の「部のたすき」は高校跡地に誕生した学園に受け継がれる。