Free米日系人大学生約60人が久慈市に滞在 書道や柔道を体験

柔道着の帯の締め方を教わる米国の大学生ら
柔道着の帯の締め方を教わる米国の大学生ら

北米の日系人大学生ら約60人が、2月28日から3月3日まで5日間の日程で久慈市に滞在し、市民と交流しながら日本の地方の暮らしや文化に理解を深めている。2月29日には市立三船十段記念館を訪問し、書道や柔道体験を通じて近代柔道の基礎を築いた三船久蔵十段の精神の一端に触れた。
 外務省の対日理解促進交流事業「カケハシ・プロジェクト」の一環。日本国際協力センター(JICE)が実施し、久慈市ふるさと体験学習協会が受け入れに協力している。
 一行は同28日に久慈市入りし、遠藤譲一市長と懇談した。2グループに分かれた翌29日は、約20人が同記念館を訪れ、三船十段が得意とした書道に挑戦。道場では柔道着に着替え、礼の作法や数種類の受け身を体験した。
 参加したオトナリ・ジェイコブ・トシロウさんは「三船十段の心や、久慈の歴史と背景を垣間見ることができた」と語った。
 別のグループは29日に長福寺で座禅を体験した後、市内の10世帯にホームステイで2泊し、滞在先の家族と交流を深めた。
 関係者によると、当初は久慈市と北海道に分かれて滞在する予定だったが、道内で新型コロナウイルスの感染が拡大したため、急きょ参加者全員を久慈市で受け入れた。