Freeザゼンソウが開花 19日から春まつり 南部町・法光寺

見頃を迎えた法光寺のザゼンソウ
南部町の法光寺の境内で、ザゼンソウが見頃となった。19日には南部町春まつりで稚児入山行列が行われることもあり、春を迎えて古刹がお釈迦(しゃか)様の誕生を祝う準備を整えている。
ザゼンソウは、仏炎(ぶつえん)苞(ほう)の重なりが仏像の光背、中央部の花が座禅を組む僧侶の姿に似ていることから名付けられた。
法光寺のザゼンソウは、承陽塔に向かう道の左側湿地に30年以上前から咲く。昨年は4月初旬に見頃となったが、今年は3月下旬の大雪が残ったため今の時期までずれ込んだ。
楢山武浩住職は「多くの人にザゼンソウを見て心を落ち着けて、春まつりで一緒にお釈迦様の誕生を祝ってほしい」と話した。
南部町春まつりは19、20日に法光寺を主会場に開かれる。稚児入山行列は19日午前9時半から。今年は写真コンテストも開かれる。問い合わせは実行委事務局=0178(38)5965=まで。