Free朝のニュースダイジェスト(4月15日)

【「青天の霹靂」が正念場】
 青森県産ブランド米「青天の霹靂」が正念場を迎えている。2015年の全国デビューから10年が過ぎ、生産現場では猛暑など気候の変化に苦しむ。日本穀物検定協会の24年産食味ランキングで最高評価の「特A」を2年連続で逃した上、米価高騰により価格面での優位性にも陰りが見え、築いてきたブランド力は揺らぐ。

 【ユニバース 売上高が過去最高】
 北海道、東北地方などで展開する食品スーパー企業グループのアークス(札幌市)は14日、2025年2月期通期(24年3月~25年2月)の連結決算を発表した。グループ会社のユニバース(八戸市)の売上高は前期比3・5%増の1456億6300万円で過去最高を更新した。

 【海外挑戦塾を創設 青森みちのく銀行】
 青森みちのく銀行は14日、海外での販路開拓を目指す中小企業を伴走支援する「海外挑戦塾」の創設を発表した。養殖サーモンの輸出などを手掛けるオカムラ食品(青森市)との共同事業で、それぞれのノウハウやネットワークを生かし、青森県内企業の海外展開を後押しする。

 【ウミネコの産卵始まる】
 ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている八戸市鮫町の蕪島に、産卵シーズンが到来した。14日は小雨と寒風が吹き付ける中、つがいの親鳥が時折交代しながら、わが子との対面を待ち望むかのようにじっと卵を温めていた。

 【シダレザクラ 誘客の目玉に】
 八戸市の南郷観光協会が、同市の新井田川沿いに咲くシダレザクラを誘客の目玉にしようとPRに力を入れている。同協会などは2010~15年、南郷地区の世増ダムから是川地区に至る川沿い約14キロにシダレザクラの苗木を植樹。10年が経過して成長し、川面に映える花を咲かせるようになった。

 
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