Free宮城県産ブランドサバ使用「鯖ちくわ」「鯖笹」食べて 八戸で試験販売

宮城県産の魚のすり身を使った練り物をアピールする学生(右)=15日、八戸市
宮城県産の魚のすり身を使った練り物をアピールする学生(右)=15日、八戸市

元八戸大准教授で宮城学院女子大(仙台市)現代ビジネス学部教授の石原慎士(しんじ)氏と、石巻専修大(宮城県石巻市)の学生らは15日、八戸市長苗代のカブセンター長苗代店で、宮城県産の「金華さば」を練り込んだ「鯖ちくわ」などの試験販売を行った。販路拡大に向け、市場を調査するとともに、東日本大震災からの復興を後押しするのが狙い。ブランドサバを使用している珍しさもあり、買い物客は試食しながら気に入った商品を買い求めていた。試験販売は16日まで。
 両大では、震災で被災した水産加工業「水野水産」(石巻市)と連携し、ちくわや笹かまぼこなどの練り物を製造販売。いずれも化学調味料を使わず、昔の製法で作っているのが特徴で、地域資源を活用し、復興への取り組みを進めている。
 石原教授は八戸大(現・八戸学院大)時代に地域マーケティングなどを研究し、「八戸前沖さば」のブランド化にも尽力。震災後は宮城県内の水産加工業者らと連携して地域性を生かした商品や観光プランを開発しており、販路拡大を目指して八戸市で試験販売することになった。
 「鯖ちくわ」は、国産のスケトウダラのすり身に宮城県産のヨシキリザメと金華さばの中落ち付き中骨を配合して焼き上げた一品。このほか、売り場には金華さばを練り込んだ笹かまぼこ「鯖笹」など9商品を用意した。
 石原教授は「復興はまだ半ば。多くの人に宮城県産の魚を使った練り物のおいしさを知ってほしい」と話した。
 16日は午前10時~午後3時まで。同店のほか、カブ・シンフォニープラザ店でも試験販売を行う。