Freeスピード選手技術向上へ指導法学ぶ 八戸で「公認スケートコーチ3」講習会

氷上でのトレーニング方法を紹介する青柳徹さん(右から2人目)
氷上でのトレーニング方法を紹介する青柳徹さん(右から2人目)

日本スポーツ協会によるスピードスケートの指導資格「公認スケートコーチ3」の講習会が2月28日~3月2日、YSアリーナ八戸で開かれ、トップレベルから幼少期までの指導者約30人が選手をレベルアップさせるための方法を学んだ。

 同協会は2030年までに、スケート競技の指導者にも資格取得を義務化する予定。今回は日本スケート連盟の事業の一環で、同連盟スピードスケートナショナルコーチで日本体育大監督の青柳徹さんを講師に招き、取得に必要な専門科目の講習会を実施した。

 1日は北海道から関西地方までのスピードやショートトラックの指導者が参加。参加者は青柳さんから教わるだけでなく、それぞれが実践するトレーニング方法を共有した。

 八戸市のクラブチーム「SIGNEIGHT(シグネイト)」の木村佳憲代表(34)は氷の感触をつかむための練習として、つま先立ちでバランスを取る方法を紹介。「それぞれが大事にしていることを勉強できただけでなく、やってきたことが間違いでなかったと分かった」と話した。

 
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