天鐘(1月30日)

雪の日の光景を詠んだ句に江戸時代の俳人田捨女の〈雪の朝二の字二の字の下駄の跡〉がある。目覚めれば外は一面の銀世界。その上に残った下駄の足跡が冴(さ)えた空気感を引き立てる▼わが家の近くでは、下駄ならぬ小動物の足跡を雪の朝に見つけることがある.....
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