Free子どもと一緒に巡って 保育士目指す八学短大生「子育てマップ」制作

八戸市周辺の子育てに役立つスポットや、見どころをマップにまとめた八戸学院大短期大学部幼児保育学科の学生たち=12月下旬、同大
八戸市周辺の子育てに役立つスポットや、見どころをマップにまとめた八戸学院大短期大学部幼児保育学科の学生たち=12月下旬、同大

八戸学院大短期大学部幼児保育学科の鈴木康弘講師のゼミに所属する1年の学生4人が、子育て中の親に役立つ八戸市や同市周辺のスポット、見どころをまとめた「八戸市子育てマップ」を制作した。観光用などの一般的なマップとは趣向を変え、保育士を目指す学生ならではの視点を随所に盛り込んだ。制作に当たった、自身も1児の母という同科の成田陽子さん(36)は「おなじみの施設も新鮮に楽しめるようにこだわった。子どもと一緒に見て、スポットを巡ってもらえれば」とPRする。
 高校卒業後に首都圏で生活し、2年前に1歳の子どもと共に古里に戻ってきた成田さん。今年、保育士の資格取得のため同大に入学し、「八戸には自衛隊の基地もあり、県外から引っ越してくる親も多く、子どもと遊べる施設をあまり知らないのでは」と子育てマップの制作を提案した。
 学生の地域貢献活動を支援する市の「学生まちづくり助成金制度」を活用し、5月からゼミの4人で各地を取材。市民アンケートを取るなど、約7カ月を掛けて完成にこぎ着けた。
 マップの大きさは縦50センチ、横100センチで、約100部を作成。両面に子育てスポットと見どころスポットを、それぞれ印刷した。市内の路線バスの路線図も描き、「こどもはっち」や市立図書館の児童図書コーナー、市視聴覚センター児童科学館など、市内15カ所の詳細を掲載。写真とともにQRコードも載せ、各施設の公式サイトにアクセスできるよう工夫した。
 おいらせ町の下田公園や南部町の名川チェリーセンターなど、近隣の町の見どころスポットも紹介。四季折々の祭りやイベント情報も盛り込んだ。
 保育士を目指す学生ならではの視点も。身近な素材を使った遊び道具の作り方や、簡単にできるゲームの方法なども掲載。色鉛筆を用いた手書きの挿絵を描くなどデザインを担当した二ツ森榛香さん(21)=十和田市在住=は、「親しみやすい雰囲気になっていると思う。楽しいイメージが伝われば」と笑顔で話した。
 マップは市内の公共施設や飲食店、病院など約20カ所に掲示されている。