Free【ミニグラフ】どんと焼き、なもみ… 野田で小正月行事

「なもみ」を怖がり、父親に抱きつく子ども

野田村で15日、小正月行事が行われ、住民が「なもみ」やどんと焼きなどを通じて子どもの健やかな成長や大漁・五穀豊穣(ほうじょう)などを願った。

日中の村役場前の広場では、住民が持ち寄った正月飾りなどをたき上げ、炎の前で今年一年の無病息災などを祈願。地元団体による大黒舞やなもみ太鼓などが披露されたほか、子どもたちが餅つきやみずき団子の飾り付けなどを楽しんだ。

夜には1980年ごろに復活したなもみが行われた。地元保存会のメンバー20人が3班に分かれ、赤、青の鬼の面やみのなどを身に付けて「悪い子はいねが~」「歯は磨いたか~」などとすごみながら、子どものいる16世帯を訪問。子どもたちは驚きながらも、「お母さんやばあちゃんの言うことを聞きます」「苦手なナスやピーマンを食べられるように頑張るよ」などと約束していた。

 
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