Free5管内のインフル警報継続/青森県内
青森県が17日公表したインフルエンザ感染状況(6~12日)によると、県内58定点医療機関から報告があった感染者数は1341人(前週比380人減)で、1定点当たり23・12人(13・50人減)となった。県は八戸市・三戸地方、上十三、むつなど5保健所管内の警報、弘前保健所管内の注意報を継続した。
管内別の1定点当たりの感染者数は、八戸市・三戸地方25・25人(15・11人減)、上十三31・44人(7・00人減)、むつ25・33人(24・87人減)だった。
県全体で1定点当たりの感染者数が減少するのは昨年11月に流行期入りしてから初めて。
一方、県保健衛生課は「学校の冬休みが明ける前の数値で、人流が増す今後は増加する可能性がある」と指摘。現在流行するインフルエンザA型の後に別の型が流行する懸念もあり、注意が必要としている。
このほか、県は同日、伝染性紅斑(リンゴ病)の警報を全6管内に出した。1定点当たりの感染者数が八戸市・三戸地方4・57人(4・14人増)、上十三4・17人(3・34人増)、むつ3・00人(3・00人増)となるなど基準の2人を超えた。県内で基準に達するのは2週ぶり。