Free平面、立体作品160点 画材や素材にこだわり 八戸・ラピアで高校美術展

生徒の個性あふれる作品が並ぶ会場
青森県高文連美術部県南支部(藤澤敦史支部長)主催の第83回高校美術展が17日、八戸市のラピア1階フェスタプラザで始まった。県南地方11校の生徒の力作約160点がずらりと並び、来場者を楽しませている。19日まで。
展示会は年に1回開催。テーマは自由で、生徒が画材や素材にこだわりながら、伸び伸びと表現した平面と立体作品が見どころ。
初日は、八戸工業大感性デザイン学部准教授の東方悠平さんが講演と作品の講評を実施。生徒はさらなる技術向上のため、お互いに感想を言い合ったり、東方さんにアドバイスを求めたりしていた。
県立八戸高1年の渡辺真叶(まかな)さん(16)は「作品からいろんな人の考えが見られて楽しい。作者が何を伝えようとしたのかを考えながら、鑑賞してほしい」と話していた。
観覧無料。時間は午前10時~午後6時(最終日は同4時)。