青森県は１０日、新たにむつ保健所管内にインフルエンザ警報を出した。八戸市・三戸地方、上十三など４保健所管内でも警報を継続している。昨年１２月３０日～１月５日に県内４７定点医療機関から報告があった感染者数は１７２１人、１定点医療機関当たり３６・６２人（２・５２人増）となった。

　管内別では、むつが５０・２０人（３６・０３人増）で、警報基準の３０人を上回った。八戸市・三戸地方４０・３６人（１・７２人減）、上十三３８・４４人（１３・００人減）などで警報を継続している。

　県保健衛生課は、年末年始で休診の医療機関が多かったことを念頭に「実際の感染状況よりも数値が低く出ている可能性がある」とし、引き続き予防の徹底を呼びかけている。