Free【新型コロナ】岩手県内747人感染 久慈、二戸は感染者数増加
岩手県は9日、県内62の定点医療機関から昨年12月30日~1月5日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染者が747人(前週比182人減)、1機関当たりの平均は12・05人(2・70人減)で、4週ぶりに前週を下回ったと発表した。県医療政策室は「感染者数は下回ったものの、年末年始で休診した定点医療機関があったことも影響しており、感染状況は引き続き高いレベルにある」と説明。改めて感染予防対策の徹底を呼び掛ける。
県北地方では、久慈保健所管内が58人(2人増)で1機関当たり19・33人(0・66人増)、二戸管内が23人(19人増)で1機関当たり7・67人(6・34人増)―と、感染者数はいずれも増加した。
県内10保健所管内のうち中部や奥州など7管内で、感染者数が前週より減少。年代別では、20代を除く全ての年代が前週を下回った。
県内では、新たなクラスター(感染者集団)が1件発生した。