Free【新年一気読み】八戸中心街この1年(下)ストリートでにぎわい創出

魚釣りなど多彩な遊びのブースが設けられたコドモホコテン

第4期八戸市中心市街地活性化基本計画では、「ウォーカブルな空間づくりの推進と賑わい創出」を掲げている。中心市街地に人が集まり、さまざまな活動を行うことで、「新たなにぎわい」を創り出していくーという。

 はちのへホコテンは毎年5月から10月まで月1回、市中心街のメインストリートで開催される。24年は市私立幼稚園協会が初めて、「コドモホコテン」を企画。多彩な遊びのブースや、体操やマジックショーのステージイベントが行われ、大盛況だった。

 2年目の高校生ホコテンは、参加対象校を23年の3校から市内全校に拡大。書道パフォーマンスやファッションショー、学校の垣根を超えた吹奏楽演奏など、若さいっぱいのステージを披露した。

 夏の風物詩「八戸七夕まつり」は24年から、大型飾りを廃止し、市民参加型の「ストリート七夕飾り」へとリニューアルした。大型飾りを取りやめたことで「七夕らしくない」「写真映えしない」などの指摘も。八戸商工会議所中心街委員会は、今年も「ストリート七夕飾り」を継続する方針だという。

 今年は八戸市中心街を舞台にどんな催しが行われるのか。市民が楽しめる、特別な場所になることを願っている。

※この記事は本社記事を再編集しました。

 
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