Free【chou chou12月号 Pickup】「ボドゲ」やらない?

そろそろ12月へ突入しようとしています。クリスマスや年末年始と、何かと人が集まる機会が多くなる時期。家族や友人が集まってテーブルを囲んだら、会話も弾みますよね。そんな団らんのひとときに、ちょっと新しい楽しみを取り入れてみませんか?

 ボードゲーム、略して「ボドゲ」。近年、魅力にはまる人が増えているというこの遊び、実は奥が深いのです。何度もやったことがあると思うかもしれませんが、本八戸駅から徒歩1分にある「ボードゲームスペースポンポン」には、なんと700種類以上が勢ぞろい。代表の秋山賢治さんに教わりながら魅力を堪能してきました。笑いあり、協力あり、時に駆け引きあり―。さあ、ボドゲの世界へ!

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【こんなにあるの? ボードゲームの世界】
 八戸市の本八戸駅のすぐ近くにある「ボードゲームスペースポンポン」の棚には、世界各国のボードゲームがずらりと並んでいます。代表の秋山賢治さんに特に人気のゲームを紹介してもらいました。

 【ボードゲームとは】
 ボードゲームは電子機器を利用せずに卓上にボードや駒、カードを置き、それらを操作して遊ぶゲームを指します。略して「ボドゲ」と言われることも。世界で見ると米国やドイツが特に盛んですが、近年は日本発のゲームが次々と登場しています。

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【ウボンゴ】パズル ©KOSMOS/ジーピー プレイ人数 1~4人 対象年齢 8歳以上

 ドイツで発売されたパズル系ボードゲーム。さまざまな形のタイルを、ボードに描かれたマス目にぴったり埋める速さを競います。

 砂時計を逆さにしたらラウンド開始。パズルが解けたら「ウボンゴ!」とコールし、宝石をゲットできます。宝石は色別に点数が付いていて、9ラウンド終了時に集めた宝石の価値が最も高い人が勝者です。パズルを3D化した進化版の「ウボンゴ3―D」もあるそうで、自信のある方はチャレンジしてみてください。

【音速飯店】スピード勝負 ©株式会社すごろくや プレイ人数 2~6人 対象年齢 6歳以上

 舞台は速さと味が自慢の町中華。プレーヤーには「タン」「メン」などの文字が書かれたカードが配られます。スタートしたら「チャー!」「ハン!」や「シオ!」「ラー!」「メン!」といった具合に具材を声に発しながら、中華料理名になる順番で手札を出していきます。

 手札を無くせた人は次のステージへ進出し、最後まで手元に残してしまった人は脱落。勝った人でゲームを繰り返し、勝ち残った人が優勝です。

【バッティング】心理戦 ©リゴレ プレイ人数 2~6人 対象年齢  6歳以上

 他のプレーヤーと「バッティング」しないように宝石を奪い合うゲーム。袋からランダムに取り出した宝石をテーブル中央の複数の台に並べ、一斉に各プレーヤーが指をさします。同じ台を指した人がいなければ宝石をゲット。一人ずつに宝石を保管する「金庫」が与えられ、他のプレーヤーから奪われないように「バリア」を使う駆け引きも重要。

 作戦を相談したり、あえてうそをついたりして戦況を有利に進めることも可能で、緊張感とスリルを味わえます。集めた宝石の点数の高い人が勝ちです。

【ito(イト)】協力ゲーム ©株式会社アークライト プレイ人数 2~10人 対象年齢 8歳以上

 遊び方は2種類ありますが、今回は全員が協力できる「クモノイト」に挑戦しました。1~100の数字が付いたカードを1枚ずつ引き、与えられたテーマに沿って数字を言わずに自分のカードを表現し合います。

 例えば、「雪山で遭難した時に必要なもの」がテーマなら、数字が大きい人は優先度が高いものを、小さい数字の人は優先度が低いものを言います。全員で協力して数字が小さい順に出せたら成功。プレーヤーそれぞれの価値観を知ることができます。

【たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ。】言葉遊び ©株式会社クラグラ プレイ人数 3~6人 対象年齢 13歳以上

 配られたカードを並べ替えてプロポーズの言葉を作り、愛の告白をする。たったこれだけのシンプルなルールですが、盛り上がり度は1、2位を争います。

 カードには「君だけの」「僕は」「になりたいのさ」などの言葉が書かれています。プロポーズに正解はありません。相手が最もグッとくるプロポーズを考えて、親プレーヤーに愛の告白をしましょう!

【STRIKE(ストライク)】サイコロ ©Ravensburgerプレイ人数 2~5人 対象年齢 8歳以上

 テーブルに置いたコロシアム内でサイコロを振ったり、ぶつけたりして、ぞろ目をそろえるゲーム。サイコロを最後まで手元に残すことができた人が勝利です。

 サイコロの投げ方やパスをするタイミングが大切。運要素が強く、ルールも簡単なので家族や友人、初対面の人同士でも一緒に楽しめそうです。

【宝石の煌めき Splendor(スプレンダー)】戦略 ©space Cowboys/株式会社ホビージャパン プレイ人数 2~4人 対象年齢10歳以上

 宝石に魅せられた商人ギルドの長となったプレーヤーが、鉱山から得られる原石を使って資産を築き、職人たちを雇って地位や名声を得ていくゲームです。

 5種類の宝石と黄金を引き換えに発展カードを獲得し、そのカードに記載されている点数の合計となる「名声値」を競います。名声値がゲーム終了時点で一番高かったプレーヤーが勝利です。偉大なる宝石商になりきって遊んでみましょう!

【KLASK(クラスク)】アクション ©KAWADA2020 プレイ人数 2人 対象年齢8歳以上

 磁石を使った新感覚のアクションゲーム。磁石になっているスティックでボールを打ち合います。テーブルホッケーのように相手ゴールを狙い、6点先取した方が勝ち。世界大会もあるほど人気だそうです。シンプルなルールなので、子どもから大人までみんなで楽しめます。

 【ボードゲームスペースポンポン information】

 ボードゲームやポーカーを楽しめます。ゲームのルールの説明はスタッフがするので、初心者も歓迎。タロットカードやオラクルカードも多数販売。

 住  所 八戸市内丸1丁目5-22野々口ビル1階
 営業時間 平 日16:00~23:00  土日祝 13:00~21:00
 定 休 日 月、木曜
 料  金 30分 250円 上限1500円  高校生以下 半額

 ※本紙生活情報誌シュシュ12月号の特集記事をウェブ用に再編集しました。

 
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