Free「無事に着いて」種差小などが米国児童とGPS搭載ミニボートで交流

ミニボート作りに励む種差小の児童たち
ミニボート作りに励む種差小の児童たち

八戸市立大久喜小、金浜小、種差小の3校が参加し、米国の子どもたちと衛星利用測位システム(GPS)を搭載したミニボートを互いに太平洋の両岸から流して交流する「ミニボートプログラム」が今年も行われ、11月27~28日にかけて、ミニボート作りが各校で行われた。このうち種差小では、全校児童14人が「無事に米国に着いて」と願いを込めながら、船体に「KIZUNAGOU(きずなごう)」と揮毫(きごう)したり、桜をモチーフにしたデザインを描いたマストを取り付けたりして、ボートを完成させた。
 プログラムは、GPS付きの小型無人ボートを放流し、漂流状況を確認し合いながら、国を越えた友情と交流を深めることが狙い。東日本大震災で流失した厳島神社(同市鮫町)の鳥居の笠木が米国オレゴン州から返還されたことをきっかけに始まり、今回で3回目となった。これまでに八戸からは8隻が流され、このうち昨年進水した大久喜小の「GOGO大久喜号」が漂流を続けている。
 29日朝には、各校のミニボート3隻が大久喜漁港から流され、約7200キロ離れたオレゴン州へ向け、長い航海に出た。
 種差小6年の太田凜乃さん(12)は「(交流を通じて)米国の子どもたちに日本のことをたくさん知ってもらうためにも、無事にボートが着いてほしい」と話した。