Free東大大学院生が火山について詳しく解説 十和田・第一中で交流授業

溶岩ドームの形成実験を見学する十和田市立第一中の生徒
溶岩ドームの形成実験を見学する十和田市立第一中の生徒

東京大の学生が地域に短期間滞在し、課題解決への道筋を提案する「フィールドスタディ型政策協働プログラム」(FS)の一環で、東京大大学院工学系研究科の桑原佑典(ゆうすけ)さん(23)と石田美月さん(24)が12日、十和田市立第一中(水木恵一校長)で、十和田湖や奥入瀬渓流の成り立ちなどを学ぶ、火山についての交流授業を行った。2人は実験を交えながら、火山の仕組みを分かりやすく解説。受講した1年生15人は学生と親睦を深めながら、地元の自然や地理について理解を深めた。
 FSは、「人口急減地域における地域コミュニティーの作り方」がテーマで2017年度からスタート。本年度は学生4人が十和田八幡平国立公園を学びの場として活用し、若者が訪れるようにするため、調査、研究している。
 交流授業では、ココアパウダーとチョコレートを使った溶岩ドームの形成実験などを披露。粘り気の強いマグマが噴火で地表に現れると、盛り上がって溶岩ドームができる様子を再現した。
 講師を務めた桑原さんと石田さんは「大地の営みに興味を持ったら、自分で現地に行って観察してみよう」と生徒にメッセージを寄せた。
 受講した瀧内耕さんは「十和田湖の成り立ちが分かりやすい実験と授業だった。自分でも現地を見たり、実験したりしてみたい」と興味を示した。