Freeチーム一丸でつかんだ頂点 丸勝木材八戸が5年ぶりV 青森県還暦野球
8月中旬から下旬にかけて八戸市などで行われた第36回青森県還暦野球大会(県還暦野球連盟主催)で、三八地区代表の丸勝木材八戸が5年ぶりの頂点に輝いた。ナインは快挙を喜び、早くも2連覇へ向けて意欲を燃やしている。
大会には県内各地から36チーム、約800人が出場し、トーナメント戦で優勝を争った。
難敵・むつまさかり野球クラブとの初戦では、初回に先制された直後に一挙4点を奪って逆転し、その後は粘り勝ち。準決勝では優勝候補の八戸市野球協会に劇的なサヨナラ勝ちを収め、勢いそのままに頂点へと駆け上がった。
主将としてチームをまとめた後村光男さん(74)は「守って守って、チャンスで一気に攻められた」と戦いぶりを振り返った。
監督を務める河辺哲治さん(75)は「全ての試合が決勝戦のようだった。若手、中堅、ベテランが一丸となって戦ってくれた」と選手を称賛。連覇に向けては「厳しい戦いになると思うが目指していきたい」と意気込んでいた。