Free拝殿より美しく 三戸大神宮、ステンドグラスお披露目 猫の絵本朗読で祝う
三戸町の三戸大神宮(山崎貴行禰宜)で16日、拝殿のステンドグラス3作品のお披露目会が開かれ、町内外から集まった約50人が、朗読会や撮影会を楽しみながら完成を祝った。
同神社では、2022年から毎年、拝殿入り口付近にステンドグラス作品を設置し、大正ロマンを感じさせる景観を整えた。
お披露目会では山崎禰宜のあいさつに続き、青森市のステンドグラス作家・髙橋優子さんが3作品の制作意図を説明した。
朗読会には、青森市の朗読グループや八戸学院大短期大学部の学生が出演。「11ぴきのねこの町」にちなみ、ネコをテーマにしたオリジナルを含む5作品を朗読した。町地域おこし協力隊の村田修子さんがピアノ伴奏で雰囲気を盛り上げ、参加者は絵本の世界を満喫した。
友人と訪れた盛岡市の会社員、千葉千尋さん(40)は「初めて来たがステンドグラスがとてもきれい。朗読の世界とぴったり合っていて新鮮だった」と話した。
山崎禰宜は「多くの方々に完成を祝ってもらえて幸せ。今後もこのように、参加者が神社に来たくなるようなイベントを企画したい」と語った。