Free「見守って」供花に思い 19日は秋彼岸の入り
19日は秋彼岸の入り。八戸市内の生花店では18日、墓前や仏壇に供えるための色鮮やかな切り花が店頭に並び、訪れた市民が買い求めていた。
同市吹上1丁目の「フローリストミヤウチ」(宮内俊一代表)では、小菊やスプレー菊、リンドウ、オミナエシなどを花束にして店頭に並べた。事前に花を注文している人も多く、店内には受け取り前の大きな花束も並んでいた。
宮内代表は「仏壇用に長持ちする花束をよく頼まれる。長く飾ってもらえるものを用意できたら」と丁寧に花を束ねていた。
近くに住む主婦(65)は墓前と仏壇の両方に供える花束を購入し、「父と母に、家族を見守っていてほしいという思いを込めて供えたい」とほほ笑んだ。