Free藍染め通じ環境意識高め 本社など主催、八戸でイベント
デーリー東北新聞社は8日、地域の自然環境を学んでもらおうと、八戸市津波防災センターと周辺で「TOYOTA SOCIAL FES!!Presents~青森環境保全プロジェクト~」を開催した。市内外から参加した約80人が、藍染め体験や清掃活動を通して環境への意識を高めた。
トヨタ自動車が全国で展開している地域の自然を守る参加型アクションプログラムの一環。同市のNPO法人・循環型社会創造ネットワーク「CROSS」と共催で実施した。
参加者は新鮮な藍の葉と水だけで染める「生葉染」に挑戦。八戸工業大感性デザイン学部の川守田礼子教授と学生の指導を受けながら、葉をすりつぶして染液を作り、白い布が鮮やかな青色に染まっていく様子を楽しんだ。
続いて沼館緑地公園方面へ移動し、道路沿いや公園内のごみを拾い集めた。
いとこ同士で参加した八戸高専5年の工藤大彰さんと、市立中居林小3年の木村圭伸君は「想像以上にきれいに藍染めができた。一緒にごみを拾えて楽しかった」と笑顔を浮かべていた。