Free中学生に期待することは? 八戸三中生が熊谷市長にインタビュー
八戸市立第三中学校(佐々木宏恵校長)の2年生4人が5日、職場訪問で市庁を訪れ、熊谷雄一市長へのインタビューに臨んだ。市政のトップから八戸の誇りややりがいなどを聞き、地域のために働く仕事への理解を深めた。
今回は2年生が興味のある職種ごとにグループに分かれ、市内の店舗や企業、公官庁を訪れる職場訪問を実施した。
インタビューに挑戦したのは大島秋音さん、川口蓮斗さん、内城若菜さん、尾田川蒼太さん=いずれも(13)=の4人。熊谷市長に対面し、約10分の間に次々と質問を投げかけた。
「中学生に期待することは」という問いに対して、熊谷市長は「地域の行事に積極的に参加して地域のことを知ってほしい。八戸にも興味を持ち、良くする方法を提言してくれたら」と返答。
八戸の誇りを問われた際は「市民力、自然、祭りなどいっぱいある。水産都市でもあり、スポーツも盛んだ」と答え、逆に「あなたはどう」と質問。生徒は「蕪島や種差海岸など、みんなが親しめる自然があること」と話していた。
インタビューを終え、大島さんは「市長にはたくさんの八戸の誇りがあって驚いた。自分たちへの期待を受け止め、応えられるよう生活していきたい」と意気込んでいた。
4人は八戸三中を卒業した市職員にも面会し、公務員の仕事を学んだ。