Free山車にパレード、祭り一色 「十和田市秋まつり」が開幕

街なかを祭り一色に染め上げた山車の合同運行
街なかを祭り一色に染め上げた山車の合同運行

青森県南地方の秋を彩る「十和田市秋まつり」が6日、開幕した。初日は、市中心部を通る旧国道4号(三本木大通り)での山車合同運行やパレード、官庁街通りでの流し踊りが行われ、街なかを祭り一色に染め上げた。8日まで。

 約160年前に建てられた三本木稲荷神社のお祭りを起源とする秋まつりは、市、十和田商工会議所、十和田奥入瀬観光機構の共催。新型コロナウイルスの影響で2020年と21年は中止、22年は規模縮小となったが、昨年、通常通りの開催に戻った。

 6日の山車合同運行には13台が登場。綱を引っ張る子どもや大人の威勢の良いかけ声、太鼓や笛の音色が響き渡り、沿道に詰めかけた市民を楽しませた。官庁街通りには多くの露店が並び、お祭りムードを高めた。

 7日は官庁街通りで山車の展示や16台での薄暮・夜間運行、中央駐車場で十和田囃子の演奏などを実施。最終日は、三本木大通りでの山車合同運行やパレードのほか、駒っこ広場での歌謡ショーなどを行う。期間中は「とわだ自慢市」も開かれる。

 
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