Free新米、楽しみに待ってて 青森県南地方、稲刈りスタート
青森県南地方で稲刈りが始まった。青空が広がった5日、米どころの十和田市では、白山春男さん(69)が向切田地区で主力品種「まっしぐら」の収穫を開始。「夏場の天候に恵まれ、例年にないほど良い出来だ」と笑顔を見せた。
白山さんは市内10ヘクタールに作付け。出穂を確認した7月20日ごろに晴天が続いたことなどから、作柄は良好とみられる。「昨年ほど暑すぎることもなく、水不足もなかった。不稔もなさそうだ」と喜びをにじませる。
5日は、白山さんら4人がコンバイン2台で3ヘクタール分を刈り取り。請負分も含めて、今月20日ごろまでの作業を予定する。白山さんは「運転した感触では、収量も期待できる。乾燥後、来月には新米の販売も始まるので楽しみにしていてほしい」と話した。