Free馬場のぼるさんの「三戸愛」 担当編集者が語る 児童対象のおはなし会

故馬場のぼるさんのエピソードを語る関谷裕子さん(左)
故馬場のぼるさんのエピソードを語る関谷裕子さん(左)

三戸町主催の「おはなし会」が8月30日、小中一貫三戸学園三戸小中(島守詩子校長)などで開かれた。こぐま社元編集長で、町出身の漫画家・故馬場のぼるさんの担当編集者を長年勤めた関谷裕子さん=神奈川県在住=が、小学5年児童に対して馬場さんが持ち続けた三戸町への愛情を伝えた。

 関谷さんは講話の冒頭、三戸町について「初めて訪れた時、馬淵川や橋、名久井岳の様子が絵本で知っている場所であることに気付いた」と話した。

 馬場さんが小さな頃から書きためてきたスケッチや、作品に秘められたエピソードなどを紹介した上で、「11ぴきのねこの絵は全国の誰でも知っている。大人になったら、馬場さんと同じ町の出身で、同じ学校で学んだことを自慢してほしい」と呼び掛けた。

 同日は、町内のアップルドームで大人向けのおはなし会も開かれた。

 
お気に入り登録