Free企画展「野良になる」入場者3万人達成 十和田現美

鷲田めるろ館長(左)と記念撮影する、3万人目の入場者となった(右から)セシリア・ジャビエラ・アルディサさん、ケニ・フルキザ・プラタマさん、リド・アフマド・プラタマさん
鷲田めるろ館長(左)と記念撮影する、3万人目の入場者となった(右から)セシリア・ジャビエラ・アルディサさん、ケニ・フルキザ・プラタマさん、リド・アフマド・プラタマさん

十和田市現代美術館で開催中の企画展「野良になる」の入場者数が6日、3万人に到達した。節目の入場者となったのは、いずれもインドネシア出身で、首都圏在住のセシリア・ジャビエラ・アルディサさん(26)のグループ。この日は記念セレモニーが開かれ、鷲田めるろ館長が記念品を贈呈した。

 グループは、セシリアさんのほか、リド・アフマド・プラタマさん(24)、ケニ・フルキザ・プラタマさん(32)。3人は会社の同僚で、5日から3泊4日の日程で東北地方を旅行中だったという。

 セシリアさんが建築について学んでいたことから、有名建築家が設計した建物が多い十和田市を訪れ、美術館も観覧。節目の入場者となったことに3人は「びっくりした」と驚き、受け取った記念品を手に喜んだ。

 「野良になる」は、多様な視点で自然を捉えた現代アートを紹介する企画展。会場には、国内外の若手作家が制作した作品が飾られている。会期は11月17日まで。

 
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