Free台風19号 八戸で避難勧告1万世帯超 13日も暴風注意

八戸市中心街では、台風19号の接近で雨が強まった=12日午後7時半ごろ
八戸市中心街では、台風19号の接近で雨が強まった=12日午後7時半ごろ

台風19号の接近を受けて青森県南地方の7市町村は12日、避難勧告や避難準備情報を発令するなど警戒を呼び掛けた。青森地方気象台によると、県内は13日未明から昼前にかけて暴風となり、夕方にかけて大しけとなる見込み。
 台風接近に伴う土砂災害と洪水警戒のため、八戸市は12日午後5時、1万570世帯、2万3401人に避難勧告を発令し、23カ所に避難所を開設した。
 三戸、南部、田子、六ケ所4町村の全域、十和田と三沢両市の一部には、高齢者らに早めの避難を促す避難準備・高齢者等避難開始が出された。
 県によると、午後9時現在、98カ所の避難所が開設され、自主避難も含めて646人が避難している。建物や人的被害の情報は入っていない。
 東北電力によると、県内で延べ約1300戸(速報値)が停電し、午後2時過ぎまでに復旧した。
 12日の降水量(午後9時現在)は三戸75ミリ、新郷74・5ミリ、八戸70・5ミリ、十和田66・5ミリなど県南地方で多かった。最大瞬間風速(同)は八戸で18・5メートル、大間で15・3メートルを観測した。
 13日に予想される雨量は三八上北の多いところで180ミリ、津軽と下北で100ミリ。最大風速(最大瞬間風速)は三八上北の海上30メートル(45メートル)、陸上20メートル(35メートル)、下北の海上25メートル(35メートル)、陸上18メートル(30メートル)。
 岩手県北地方では12日午後8時20分、野田村が村内全域に避難指示を発令。久慈市や洋野町、軽米町など4市町村に避難勧告が出され、同日午後8時現在、少なくとも921人が避難所に身を寄せている。