Free三沢の子育て拠点施設「そらいえ」利用好調

大勢の家族連れでにぎわう三沢市のそらいえ=9月28日
大勢の家族連れでにぎわう三沢市のそらいえ=9月28日

三沢市が子育ての拠点施設として整備した「三沢キッズセンターそらいえ」の遊戯室の利用が好調だ。4月の開館から9月末までの利用者数は4万1519人と、半年間で当初想定していた年間2万人の倍に達した。三沢市外からの利用者が市内を上回っているのが特徴だ。無料で利用できる点や市中心部という好立地が受け入れられている要因とみられる。
 9月28日土曜日の午前。そらいえは大勢の家族連れでにぎわっていた。父親の姿も多く見られ、八戸市から2歳の長女を連れて来た会社員の後藤誉さん(40)は「3回目の利用。無料というのが魅力です」。小学2年から生後4カ月までの3人の子どもを持つ三沢市のパート従業員大池宏美さん(34)は「小学校の夏休み中は週に3、4回使った。ここなら熱中症の心配がないので」と笑顔で語った。
 屋内施設のそらいえは今年4月9日にオープンした。県内随一の大規模な遊戯室が目玉だ。担当する市子育て支援課によると、4、5月の大型連休中や8月のお盆期間中は待ち時間ができるほど混雑したという。9月末までの利用者の内訳は市内が1万9134人で、市外が2万2385人となっている。
 遊戯室は未就学児向けだが、一緒に訪れた小学生のきょうだいも受け入れるなど柔軟に対応している。
 館内にはサークル支援室もあり、10月も平日はほぼ毎日、ベビーマッサージや親子ヨガなどの活動が入っている。これまで他の施設で実施していた一時預かりは、定員を5人から15人に増やしたことで、利用も約3倍に当たる1日平均8~9人に増加。子育て拠点施設として一定の効果を見せている。
 11月までに遊戯室の利用者数が5万人に到達する見込みで、屋外で遊ぶ機会が少なくなる冬場には、市内を中心にさらに利用が進むとみられる。市子育て支援課の長根隆弘課長は「引き続き気軽に立ち寄れる場所、子どもや親の交流の場として使っていただきたい」としている。