Free八戸市のアイドルグループ「シンデレラマジックEAST」、未発掘アイドルセレクト10に

「地元を盛り上げたい」と意気込む(左から)赤石美友さん、真理奈さん、愛さん
「地元を盛り上げたい」と意気込む(左から)赤石美友さん、真理奈さん、愛さん

「地元を盛り上げ、そして全国にPRしていきたい」。そんな夢を抱く八戸市出身の女性で結成したアイドルグループ「シンデレラマジックEAST」が今、青森県内で徐々に活躍の場を広げている。結成2年目の若いグループだが、日本ご当地アイドル活性協会が選ぶ「2019上半期未発掘アイドルセレクト10」に全国1638組の中から選ばれ、注目度、期待度ともに右肩上がり。メンバーは歌にダンス、さらにモデル、タレント業までマルチにこなせるアイドルとして、より一層の活躍を誓う。
 メンバーは、同市根城のモデル事務所「トゥインクル」(黒島弘康代表)に所属する真理奈さん、愛さん、赤石美友さんの3人。全員生粋の八戸生まれ、八戸育ちの20代女性だ。
 同グループは、同事務所の所属タレントで17年に結成。メンバーの入れ替えも経験しながら、県内のお祭りやイベント、テレビ番組に出演し、ファンを獲得してきた。今年4月に赤石さんが加入、現在の顔ぶれとなった。
 今回のセレクト10選出を受け、メンバーの喜びもひとしお。リーダーの真理奈さんは「選ばれるとは思っていなかったから本当にうれしい。ファンや周りの皆さんに温かく支えてもらったおかげ」とはにかむ。
 アイドル活動が初めてだった3人は、まずは「アイドルとは」という勉強から始めた。最初はステージで歌うこと、笑顔を振りまくことで精いっぱい。観客の反応を気にする余裕はなく、ライブ後に映像を確認して盛り上がりに欠けた会場の様子を知り、ひどく落ち込んだこともあった。
 そんな失敗や後悔を糧に、「会場にいる全員が一体となって楽しめるライブ」を目指した3人。演出を見直し、歌やダンスの練習を重ねるうちに、ファンと目が合うようになり、アイドルの面白さも実感できるようになった。「見に来て良かったと言ってもらえることがうれしい」と赤石さん。「地元を知ってほしくてステージにいる私たちの思いをファンは理解し、応援してくれている」と話す。
 しかし、本当のスタートはこれからだ。セレクト10には、全国的にも高い知名度がある弘前市の「RINGOMUSUME(りんご娘)」と、その妹分「アルプスおとめ」「ライスボール」も選ばれており、県内でも競争は激しい。
 それでも3人は「他のグループを見習い、ライバルとして並びながらも、一緒に地元を盛り上げていきたい」と前向きに捉えている。愛さんは「(選出の)結果に伴う実力を付けたい。周りはとてもレベルが高い。改善するところがまだいっぱいある」と意気込む。
 「八戸という街がそうであるように、メンバーがピュアで純粋な心を持っているのが最大の魅力」と黒島代表は語る。グループのコンセプトは“舞踏会を夢見る遠くの町のシンデレラ”。目標とする舞踏会は東京ドームでのライブだ。真理奈さんは「一つ一つ丁寧に活動を続け、いつか東京ドームを満席にできたら」と目を輝かせる。