Free三沢空港でアシストスーツ導入

エアロバックを装着した社員。降ろした荷物をベルトコンベアに載せる=10日、三沢空港
エアロバックを装着した社員。降ろした荷物をベルトコンベアに載せる=10日、三沢空港

日本航空(JAL)から三沢空港の業務を委託されている三八五観光(八戸市、泉山裕社長)が荷物積み降ろし作業の負担軽減を目的に、パワーアシストスーツ「エアロバック」を導入した。10日、報道陣などに空港での作業の様子を公開した。
 エアロバックは同市のベンチャー企業「サステクノ」(石井千春社長)が開発した商品。人工筋肉に空気を注入し、張力を使って持ち上げる力をアシストすることで腰の負担を軽減する。重さ1・8キロと軽く、装着したまま運転などの業務もできるメリットがある。装着時間も1、2分で済む。
 三八五観光は3月から試験運用し、作業の効率化に効果があるとして5月に2着を導入した。
 10日は大阪便到着後に、荷物の積み降ろし作業を公開した。時には25~30キロの重い荷物を持ち上げることもあり、作業に当たった同社運送課の木村大作課長代理(66)は取材に「軽量で中腰のときや重い荷物を持ち上げるときに効果を発揮する」と利点を語った。 同社営業本部の中野陸奥部長は「他業務にも使える可能性がある。もう2着の導入を考えている」と話した。他空港への導入について、日本航空の担当者は「三沢での運用状況を見極めていきたい」とした。
 サステクノは今後、より空港での業務に合ったスーツになるよう改善を図っていくとしている。