Free朝のニュースダイジェスト(6月4日)

【青森県知事選は4日投開票、新リーダー誕生へ】
 任期満了に伴う青森県知事選は4日、投開票が行われ、20年ぶりに県の新たなリーダーが誕生する。選挙には無所属新人4人が立候補。歯止めがかからない人口減少や物価高騰で冷え込む地域経済の対策などを争点に舌戦を展開した。大勢判明は午後11時過ぎの見通し。有権者の関心は高く、投票率が大幅に上昇した場合は、さらに深夜にずれ込む可能性もある。県政の節目の決戦に審判が下る。

 【八戸市中心街の大型公共施設を彩るカラフルな傘】
 見上げる空に、カラフルな傘で彩りを―。八戸市中心街の「はっち」とマチニワで3日、屋内空間を色とりどりの傘で飾るイベント「アンブレラスカイ」が始まり、街行く人にひとときの癒やしを与えている。

 【田子町の閉校2校で校舎を有効活用】
 昨年度末で閉校した田子町立清水頭、上郷両小学校で、地元住民による校舎の活用が始まった。両校ともそれぞれの地域が学校活動を支えていた小規模校。住民の心のよりどころだった場所の喪失感がいまだに残るが、桜のライトアップや小さなイベントを企画しながら、「地域の魅力と笑顔が集まる場所」として引き継ぐ方法を模索している。

 【洋野町の山菜を使った新メニュー】
 洋野町大野地区で行者ニンニクの栽培、販売に取り組む「きこりんふぁーむ」(間澤智子代表)などが、地元の山菜を使った新メニューの試作品を完成させた。5月31日、同町の権谷地区センターで試食会を開き、岩手県内外の関係者に魅力をPRした。

 【ホッキガイの水揚げ金額、過去5年で最高】
 2022年度漁期(22年12月~23年3月)に、三沢漁港に水揚げされたホッキガイの漁獲高が過去5年間で最高になった。三沢市漁協が3日までにまとめた実績によると、1キロ平均単価は354円(前年度比41円増)で、漁獲高は1億354万円(2494万円増)。単価が350円を超えたのは1998年度以来、漁獲高の1億円突破は2017年度以来となる。新型コロナウイルス禍からの経済回復を背景に飲食需要が伸長し、取引価格が高値で動いた。

 
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